超軽量ならではの耐震性の高さ

▲ 阪神大震災級の耐振動実験
つくばでの実大振動実験結果屋根材にディーズ ルーフィングが使用し、屋根材にゆがみなどの変形はみられませんでした。

通常、建築構造の頂点に位置する屋根はその素材の重量によって耐震性が大きく左右されます。(柱や梁の経年劣化にも大きく影響されます。)
ディーズ ルーフィングは、1m²あたり7kg(1坪あたり23kg)という軽さ。
他メーカー屋根材と比べると、平板スレートの約1/3、瓦に対しては約1/7の軽さです。
また、軽量な屋根材は耐力壁や通し柱が軽減できるため、設計に自由度を創出することができます。

各屋根材との重量比較

「夏の暑さ」や「雨音」を和らげ、快適な暮らしを実現

ディーズ ルーフィングは表面石粒の効果により、鋼板層への熱伝導値が低くなります。屋根材と屋根下地との間に十分な空気層を確保できるため他の屋根材よりも小屋裏へ熱を伝えづらい構造になっています。
また、表面石粒の凸凹は雨粒を拡散させる効果があり、通常の平滑な表面に比べ雨粒が小さくあたります。それにより、鋼板屋根の「うるさい音」の原因である雨粒があたった時の鋼板の微振動による高周波の音も表面自然石粒層によって抑える事が可能になります。

優れた耐風性能と防水・防火性能

屋根材同士を一体化させる”インターロッキング工法”を採用しているため、60m/sの暴風にも耐えられる性能のほか、防火性・防水性にも優れています。
ディーズ ルーフィング 国土交通省認定不燃番号:NM2035/NM1895

耐風性能

2005年8月末にアメリカ南東部を襲ったハリケーン”カトリーナ”から、ディーズ ルーフィングはホームオーナーたちをその甚大な被害から守りました。

防火性能

1994年と2003年に発生したカルフォルニアの大火災でディーズ ルーフィングは、その性能を信じたホームオーナーたちの財産を守りました。

耐風圧・防水試験

日本の気象観測では、起こり得ない雨量(時間雨量240mm、風圧40m/秒)で耐風圧・防水性能を試験。
▶結果:各1,000パスカル合格
試験後、表面が乾いていないまま、すぐに風圧80m/秒の風圧をかける。
▶結果:ディプロマット6,500パスカル
    ローマン 8,500パスカル
    クラシックタイル 4,200パスカル
※結果の差異は梁と垂木の締結方法の違いです。

耐久性の高い「ジンカリウム鋼板」を採用

ディーズ ルーフィングは、錆に強いガルバリウム鋼板と同じ組成のジンカリウム鋼板を基材としています。

ジンカリウム鋼板とは?

ジンカリウム鋼板(アルミニウム55%・溶解亜鉛43.4%・シリコン1.6%)は、合金被膜鋼板として、通称”ガルバリウム鋼板”と呼ばれている高耐蝕性・耐熱性・熱反射性と加工性を併せ持つ鋼板と同じ組成の鋼板です。ジンカリウム鋼板は、米国BHP社が米国ベスレヘム社との共同開発により、通称”ガルバリウム鋼板”の生産工程を改良し、さらに耐久性を持つジンカリウム鋼板(AZ150)は、亜鉛鉄板(Z27)との耐久比較において3〜6倍耐久性が優れています。