夏になると、
「2階だけ暑くてエアコンが効かない…」
「夜になっても寝室がムシムシする」
「どうして2階は暑いの?」
と、思わず言葉が出てきます。
実は、2階が暑くなる原因は単に「日当たりが良いから」ではありません。
その大きな要因は、屋根から伝わる熱にあります。
原因その①
住宅の中で最も太陽の熱を受けるのが屋根です。
真夏の晴れた日には、屋根の表面温度が60〜80℃に達することもあります。
この熱が屋根材や下地を通して室内側へ伝わることで、2階の温度が上昇します。
特に2階は屋根のすぐ下にあるため、その影響を最も受けやすい場所なのです。
原因その②
屋根と天井の間には「小屋裏(屋根裏)」と呼ばれる空間があります。
この空間は日中に熱がたまりやすく、換気が十分でない場合は非常に高温になります。
その熱が天井を温め続けることで、夜になっても室温が下がりにくく、「寝苦しい夜」の原因になることがあります。
原因その③
屋根や天井には断熱材が施工されていますが、断熱性能が不足していたり、築年数の古い住宅では断熱材の性能が現在の基準より低かったりする場合があります。
断熱性能が十分でないと、屋根からの熱が室内へ伝わりやすくなり、冷房の効きも悪くなってしまいます。
2階の暑さを改善するためには、まず天井や屋根の断熱性能を見直すことが重要です。
さらに、屋根裏の換気や屋根材の性能も組み合わせることで、より快適な住環境につながります。
今年の夏は、ご自宅の屋根・天井などの対策をして、涼しく快適な暮らしを目指してみませんか。